八百長に揺れる 中国サッカー界
ワールド・カップで日本が一位通過したことについて中国が珍しく日本を称賛する報道をしているが、中国サッカー界はスキャンダルに揺れている。
中国チームの前監督で元プロサッカー選手だった李鉄が、八百長の常習犯として逮捕され、他四人の選手が逮捕された。
李鉄はイングランド・プレミアリーグのエバートンに2002年から06年まで在籍したほか、中国代表として90試合以上に出場。20年に中国代表監督に就任した。
当局によると、李鉄の銀行口座からは、賄賂として受け取った1億元（日本円で約20億円）が見つかったが、こういった賄賂は氷山の一角だという。
中国サッカー界では、以前より八百長や賄賂による選手登用が常習化しており、とうとう当局が動きだした。
国家体育総局が調査を実施し、これから芋蔓式に悪事が暴かれていくのかもしれない。
