子供「クリスマスプレゼントはファミコンがいい!」 親「はい、プレゼント(メガドライブ」 ← 当時、この悲劇が起きた理由がこれかもしれない…
記事によると
・ファミコンは当時、ファミコンの希望小売価格は14800円で、現在のゲーム機と比べるとかなり安く見えるが、当時と今では物価も違う上、小中学生のお小遣いで手が届く値段ではなかった。
・そのため、この頃の子供たちも、誕生日やクリスマスのプレゼントとして「お願い」するケースがあった。
・しかし、ファミコンだと思って開けたプレゼント箱から、「マスターシステム」や「メガドライブ」、「PCエンジン」などの「別のゲーム機が出てくる珍事件」が、しばしば起きた。
・親がファミコン以外のゲーム機を買ってしまう最大の要因は、ある種の思い込みにあり、ファミコンが一大ブームとなり、興味がない人もその名を耳にするが、それはあくまで単なる単語であり、そのジャンルを知らない側からすれば、ファミコンに対する正確な知識はない。
・しかも当時は、家庭用ゲーム機自体が今ほど一般的な認知を得ておらず、「ファミコンというのが流行ってるらしい」程度の知識しかない人もたという。
・そのなかには、全てのゲーム機をまとめて「ファミコン」と認識しているケースもあり、広まりはすれど知識に関しては非常にバラつきがあった。
・子供が口にする「ファミコンが欲しい」は、任天堂のファミリーコンピュータが欲しい、という意味以外ないのだが、ファミコン=ゲーム機と解釈している側には「ゲーム機が欲しい」との訴えだと捉えられ、ゲーム機ならどれでもいいのかなと結論づけたという。
・当人は間違いないと思い込みつつ、実際にはあやふやな知識と共に売り場へ向かえば、そこには色々なゲーム機が並んでいる。
・そこで店員に詳しく話を聞ければ、誤解が正される可能性もあるが、思い込みのまま突き進み、迷うことなく別のゲームを購入してしまうと……その先の展開は、もはや想像するまでもない。