元五輪スノーボーダー 飛行機事故を演出し、残骸を破壊 最高20年の禁固刑か

元五輪スノーボーダー  飛行機事故を演出し、残骸を破壊 最高20年の禁固刑か
元五輪スノーボーダー 飛行機事故を演出し、残骸を破壊 最高20年の禁固刑か

元五輪スノーボーダー、スポンサー契約のために飛行機事故を演出し、残骸を破壊したことを認める

元オリンピックスノーボーダーのトレバー・ジェイコブ(29)は、スポンサー契約の一環として飛行機事故を演出し、事件を画策して残骸を破壊したことを認めた。

13分間の映像の中で、ジェイコブは2021年11月に南カリフォルニア上空を飛行中、エンジントラブルに見舞われ、その後、飛行機からパラシュートで降りたという。

ジェイコブにはスポンサー契約があり、飛行を完了させるつもりはなかったことが明らかになった。

演出では墜落する飛行機からパラシュートで飛ぶ自分の姿を撮影し、その後、墜落現場までいくというものだ。しかし、リュックの中に入れておいた水が消えていることに気づき、渇きと混乱を表現しながら、奮闘する姿を記録している。

墜落事故後、国家運輸安全委員会と連邦航空局の調査官が調査に乗り出した。

そしてジェイコブは飛行機の残骸の保存を命じられたが、2週間後に友人とヘリコプターで残骸を回収し機体を細かく切り刻み、ロンポック・シティ空港周辺のゴミ箱に処分したという。

彼は破壊と隠蔽の1つの訴因で有罪を認めることに同意し、残骸を破壊して連邦政府の捜査を妨害した罪で、最高20年の禁固刑に処される。

ちなみにその動画は300万回以上再生されているという。

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