アメリカザリガニとミドリガメ、今年6月から野外放出や販売などが禁止に

アメリカザリガニとミドリガメ、今年6月から野外放出や販売などが禁止に

アメリカザリガニとミドリガメ、今年6月から野外放出や販売などが禁止に

記事によると

外来種のアカミミガメとアメリカザリガニについて、政府はことし6月から条件付きの特定外来生物として、飼育や捕獲は認める一方で、川や池への放出や販売などを禁止することを決めました。

アカミミガメは「ミドリガメ」とも呼ばれ、1950年代からペットとして輸入され始め、飼育されていたものが野外に放たれたことなどにより全国各地に分布し、在来のカメや水草などに影響を及ぼしています。

現在およそ110万世帯で160万個体が飼育されていると推計されています。

アメリカザリガニも繁殖力が強く、ほかの生物の生息場所を奪うなど生態系に大きな影響を及ぼしていますが、ペットとして多くの家庭で飼育されています。

そのため、アカミミガメやアメリカザリガニを飼育が禁止される特定外来生物に指定すると、川や池に捨てられる個体の増加が懸念されることから、政令により「条件付特定外来生物」として飼育や捕獲は引き続き認める一方で、販売や購入、輸入、野外への放出を禁止することが20日に閣議決定されました。

ことし6月1日から規制は始まり、違反した場合は最大で3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されます。

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