記憶力を高める効果も!医師が教える「脳の老化」を防ぐ習慣とは 認知症などのリスクを軽減も?

記憶力を高める効果も!医師が教える「脳の老化」を防ぐ習慣とは 認知症などのリスクを軽減も?

記憶力を高める効果も!医師が教える「脳の老化」を防ぐ習慣とは 認知症などのリスクを軽減も?

記事によると

日常生活に取り入れることで、認知症などのリスクを軽減する効果があるそう。

物忘れが多くなってきて不安になった経験はありますか? それは、もしかしたら脳の老化を防ぐことで改善できるかもしれません。

今回は、マーク・ミルスタイン医師の著書『The AgeProof Brain』の中で紹介された、脳の健康を維持するための4つの習慣をお届け。どれも簡単に取り入れることができるので、是非トライしてみて!

一日の始まりに外に出る

起床後に10~15分ほど外に出て、自然光を浴びるようにしましょう。起きてすぐに自宅で仕事を始めたり、地下鉄に乗ってオフィスに直行したりする人は、十分な自然光を浴びられないことによって、睡眠の質が低下することも。

天候の問題などで外に出るのが難しい日は、起床後にできるだけ窓に近い場所(自然光が入る場所)で過ごすようにしましょう。 ただし、タイミングを見計らってできるだけ外に出ることを意識するのが大切です。

自然光と運動、そして外の新鮮な空気は、脳がよく働くために必要な3大要素です。晴れた日の自然光が効果的というわけではなく、曇った日でも自然光によって概日リズム(体内時計)が適切に刺激されることを示した研究結果もあります。

朝に日光を浴びるという習慣を取り入れるのは、ほんの小さな変化の一つかもしれませんが、絶大な影響力をもっています。忙しい生活の中だと見過ごされがちですが、これは体と心の健康を維持するための良い連鎖反応を起こすきっかけになるのです。 

食前と食後に少し運動する

「散歩」は、食前と食後におすすめの運動です。散歩はもちろん、階段の上り下りをするだけでも、脳を活性化させるのに効果的だと言われています。

食前の30分前に歩くことは、食後の血液中の脂肪と糖の量を減らすのを助けます。また食後に体を動かすと、糖が筋肉に移動するのを助け、代謝を調整することができます。

また、糖尿病の有病者や予備群にとって「運動療法」は改善法の一つとして挙げられます。認知症の一つである「脳血管性認知症」は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因だとされているため、脳の健康を保つためにも運動が必要だと考えられるのです。

周囲の人との繋がりをもつ

55歳以上の人で、パーティーなどのイベントに定期的に参加したり主催したりしている人は、物忘れのリスクが低いということも分かってきています。これは、何を食べたかやどこに行ったかではなく、周囲の人との繋がりをもつことによって得られる効果です。

健康に悪影響を及ぼすものとして喫煙や肥満がよく挙げられますが、「孤独」は1日にタバコを15本吸うのと同じレベルの影響があり、肥満よりも体に悪いと言われています。

また孤独は、心臓病やアルツハイマー病、うつ病、不安障害、高血圧、脳卒中などのリスクを高めます。高齢者の場合は、認知症のリスクを40%も高めるとも。そのうえ孤独は、意思決定や注意力、認知能力の低下、脳の縮小とも関連性があることが分かってきています。

睡眠を大切にする

以下、記事全文

注意:このブログの内容は医療アドバイスを提供しているわけではありません。医療については必ず医師に相談するようにお願いします。

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