ソニーとホンダ、共同EVブランド「Afeela」をCESで公開

世界最大のデジタル関連の展示会となる「CES 2023」が、1月5日～1月8日に米国ネバダ州ラスベガス市の会場で開催されている。

記事によると

水曜日のCESのステージでソニーの吉田憲一郎CEOは、自律走行機能を持ち”動くエンターテインメント空間 “に変身するクルマづくりを優先する同社のモビリティ哲学を語った。

今回ソニーは車の前面に外部メディアを搭載し、他の道路利用者と対話したり必要な情報を共有できるようにするなど、車のデザインに関する新たな詳細を明らかにした。

「メディアを活用することで、楽しくてワクワクするようなモビリティのインタラクションを実現する可能性を探る予定です」と吉田CEOは述べており、プロトタイプは安全・安心を確保するために車内外に45個のカメラとセンサーを搭載し、車内のセンサーはドライバーの状態を監視し、事故を未然に防ぐためにつけられているそうだ。

また、今回発表したAfeelaはクラス最高のエンターテインメント性を備えていると吉田CEOは述べた。ソニー・ホンダJVでは、Epics Games社の3DCGゲームエンジン「Unreal Engine」を車に搭載し、車内でのエンターテインメントだけでなく、コミュニケーションや安全性をも可視化する予定。

「映画、ゲーム、音楽に加え、私たちが得意とするUXとそのUI技術を使って、新しい車内体験を構想しています」と吉田CEOは述べた。

Afeelasの最初の予約注文は2025年前半、販売開始は同年を予定しており、初回出荷分は2026年春に北米の顧客に届けられる予定だ。